中国でこのほど、たばこの煙と熱を感知すると透明になるトイレの個室の曇りガラスが物議を醸した。

SNS微博(ウェイボー)への投稿によると、このトイレの個室は広東省深セン市の複合施設内に設置されているもの。

特殊なハロゲン化銀化合物を含んだガラスが使用されていて、通常はプライバシー保護のため曇りガラスになっている。個室内でたばこの煙と熱を感知すると、ガラスの分子が反応して瞬時に曇りガラスから透明ガラスに変化し、個室内で喫煙している人の動きが外から丸見えになる。煙が消えると、ゆっくりと曇りガラスに戻るという。

これについて、「これは素晴らしい」「全国に普及してほしい」「透明になるだけでなく、散水機能も付けて」などの声が寄せられた一方で、何らかの誤作動が起きないか懸念する声もあった。(翻訳・編集/柳川)

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