中国中部の河南省洛陽市に住む少年10人がこのほど、総勢8人による縄跳びの「8の字跳び」で3分間に537回の記録を作り、ギネス世界記録を見事に達成しました。少年チームは、縄跳び8人とロープ回し2人の総勢10人で、年齢は11~17歳です。

「8の字跳び」は、「大縄跳び」「長縄跳び」とも呼ばれます。少年らによると、この種目で最も難しいのは、呼吸をぴったりと合わせることです。8人が3分間に500回以上跳ぶために、速さを競うのではなく、呼吸も足取りも縄の音も同じリズムにすることが大切です。また、縄を回す2人には体力と同時に高い精度が求められます。最後まで一定の力加減を守り、勝手にリズムを変えることは許されません。仲間の動きを横目で感じ取りながら、息を合わせて縄の動きを調整する必要があるということです。

少年らの話では、真のチームは、誰もが自分のベストだけを追求するのではなく、誰もが「チームをより良くする」ために自分を調整しようとするものだと打ち明けました。これから練習を続けるにしても、新たな挑戦をするにしても、この「肩を並べるリズム」は少年らにとって貴重な財産となり、前進する少年らに寄り添うものになるとのことです。(提供/CRI)

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