「反中乱港(中国に反対し香港を乱す)」分子の黎智英(ジミー・ライ)氏と蘋果日報(アップル・デイリー)社の関連3社が香港国家安全維持法(香港国安法)に違反したとされる事件の公判が15日、香港で開かれました。香港特別行政区高等法院(高裁)は同日、判決を下し、黎氏に外国勢力と共謀した罪2件と、扇動的な刊行物の発行を共謀した罪1件の有罪が言い渡されました。

被告は黎智英氏、アップル・デイリー有限公司、アップル・デイリー印刷有限公司、アップル・デイリー・インターネット有限公司の4社で、4被告は扇動的な刊行物の発行を共謀した罪と外国勢力と共謀した罪それぞれ1件で起訴されており、黎氏は別途、外国勢力と共謀した罪1件でも起訴されていました。

本件は2023年12月18日に正式に審理が始まり、香港国安法が指定する3人の判事が審理を担当していました。検察側の証拠提示は2024年6月11日までに終了し、裁判所は7月25日にすべての起訴事実について証拠が成立すると裁定しました。黎氏は2024年11月20日から供述を始め、2025年3月に終了しました。2025年8月18日から28日にかけて、双方による最終弁論が行われていました。(提供/CRI)

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