2025年12月10日、中国のSNS・小紅書(RED)に映画「クスノキの番人」が26年1月30日に日本公開されるとの投稿があり、ネットユーザーから期待の声が寄せられている。
「クスノキの番人」は東野圭吾氏による小説が原作。20年の刊行以降、累計発行部数100万部を超える人気作だ。数多くの著作が映像化されてきた東野作品だが、アニメ映画化は同作が初。監督は「ソードアート・オンライン」シリーズを手がけた伊藤智彦氏、制作はテレビアニメ「リコリス・リコイル」で知られるA-1 Picturesが担当する。
物語は「祈れば願いが叶う」と言い伝えられる不思議なクスノキと、その番人を務める青年の人生を描く。理不尽な理由で職を失い、追い詰められた末に罪を犯した直井玲斗(なおいれいと)は、ある人物の依頼をきっかけにクスノキの番人となり、祈念に訪れる人々との出会いを通して運命を変えていく。なお、24年には続編となる「クスノキの女神」も刊行されている。
主人公・直井役には、長編アニメ映画で初主演を務める日本の俳優・高橋文哉が起用された。また、物語の重要人物である叔母・柳澤千舟(やなぎさわちふね)役を天海祐希が演じるほか、佐治優美(さじゆみ)役を齋藤飛鳥、大場壮貴(おおばそうき)役を宮世琉弥、佐治寿明(さじとしあき)役を大沢たかおが務めることも明らかになっている。
この情報が小紅書(RED)で投稿されると、中国のネットユーザーからは「冬休みに絶対見たい」「まさかアニメ化されるとは…!」「これは期待せずにいられない…!」「この作品、確かにアニメ向きだと思う」「うわ、これはもう本当に見に行くしかない」「うわああ、作画が正統派でめちゃくちゃ良い!」などと、期待を寄せるコメントが届いた。
また、「これ自分が超好きな一冊なんだよ」「原作は続編までちゃんと買ってるよ」「ちょうど小説を読み終えたところだった」「原作読んだけど、本当に感動する作品だった」「原作読みながらずっと映像を想像してたんだよね」「えっ、この本先月ちょうど読み終えたばかり。すごく良かった」との原作に関するコメントも多く集まり、同作の中国での人気の高さがうかがえた。(翻訳・編集/岩田)
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— 映画『クスノキの番人』公式 (@movie_kusunoki) August 7, 2025
ㅤ映画『#クスノキの番人』
ㅤㅤ特報映像解禁
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この木には、秘密がある──
累計発行部数100万部突破の#東野圭吾 原作作品を
初のアニメーション映画化!#高橋文哉 / #天海祐希
2026.1.30 Fri pic.twitter.com/CynDd7MDUR











