中国海軍の病院船である「シルクロードの箱舟」の医療関係者はジャマイカのファルマスで現地時間13日、「調和の使命―2025」と名付けられた医療サービスの一環として、革新的技術である全完全分解性副性鼻腔ステント留置術を海外では初めて、地元の患者を対象に行いました。

現地住人のマッケンジーさんは10年以上も前から両側性鼻ポリープに悩まされてきました。

マッケンジーさんは12月6日にジャマイカのモンテゴ・ベイに初めて寄港した「シルクロードの箱舟・病院船」に乗船して、診察を受けました。病院船の医師は入念な検査を行った上で、現地時間13日生分解性ステントの移植施術を実施しました。

マッケンジーさんは、「昨夜手術を受けました。痛みはもうかなりよくなりました。体全体がずいぶん楽になったように感じます」と術後の感覚を述べました。主治医の王洪陽氏は、「病巣を除去すると同時に、術後の鼻腔充填による苦痛が軽減され、薬剤を徐々に放出することで炎症を抑制し、再発を予防できると期待しています」と話しました。

中国海軍の病院船の「シルクロードの箱舟」は現地時間12月4日にジャマイカに到着しました。これまでに、モンテゴ・ベイ、キングストン、ファルマスで累計延べ7395人近くの患者を診察し、695人の患者に手術を施し、地元の人々から好評を得ています。(提供/CRI)

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