中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)が入手した情報によると、ロシア連邦中央銀行はモスクワ時間12月15日、モスクワの仲裁裁判所に、ベルギーにある証券決済機関のユーロクリアを相手取って、ロシア側の資産を同行の同意なく凍結したことについて訴訟を起こしました。損害賠償の請求額は18兆1000億ルーブル(約35兆円)超です。
ロシア連邦中央銀行広報はこれに先立つ12月12日に声明を発表し、ロシア連邦中央銀行がモスクワの仲裁裁判所にユーロクリアを提訴し、被った損害の賠償を求めると表明していました。ロシア連邦中央銀行は、ユーロクリアの違法行為により、同行は自らの資金や有価証券を処分できなくなったとして、凍結された資金や証券、期待される利益の損失に対して賠償を求めると主張しています。
欧州連合(EU)は12月12日、EU域内にあるロシア連邦中央銀行の資産を無期限で凍結し、凍結期間は6カ月ごとに更新すると決定しました。(提供/CRI)











