東京都は15日、上野動物園で飼育されているジャイアントパンダの「シャオシャオ(暁暁)」と「レイレイ(蕾蕾)」を2026年1月下旬に中国に返還すると発表した。最終観覧日は同月25日となる。
日本で飼育されていたパンダとしては、和歌山のアドベンチャーワールドの「良浜」とその3頭の娘「結浜」「彩浜」「楓浜」が6月28日にすでに中国に返還されている。
雄の「暁暁」と雌の「蕾蕾」は2021年6月23日、東京上野動物園で、父「比力(日本名・力力、リーリー)」と母「仙女(日本名・真真、シンシン)」の子供として生まれた。人気を集めた「シャンシャン(香香)」の弟と妹の「シャオシャオ」と「レイレイ」は双子パンダとして、その誕生から注目を集め続けてきた。
また、中国外交部の郭嘉昆(グオ・ジアクン)報道官は15日の定例記者会見で、日本メディアの記者からの「日本人はパンダが大好きで、パンダを引き続き貸与してほしいと思っている。中国には今後日本とジャイアントパンダ保護国際協力を実施する計画があるか?」という質問に対して、「質問の具体的な内容に関しては、中国側の主管部門に問い合わせてほしい」と回答した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











