激しい市場競争の下で、ロボット掃除機のパイオニア、米アイロボットが破産申請の手続きを始めました。

アイロボットは現地時間12月14日、正式に米デラウェア州の裁判所に破産保護申請を提出したと発表しました。

アイロボットの主要OEMメーカー兼債権者である深セン杉川ロボティクス有限公司とその子会社の香港杉川有限公司がアイロボットの全株式を買収し、アイロボットはナスダック上場を廃止し私有化される予定です。

アイロボットは、会社の所有権が変更されても、同社の機器、関連アプリケーションおよびサプライチェーン管理は引き続き正常に機能し続けると予想していると強調しました。

杉川グループ(PICEA)は2016年に設立され、世界をリードするロボット掃除機の技術とサービスのサプライヤーです。2025年までに、杉川は累計1192件の特許を出願し、600人以上の研究開発スタッフと5000人以上の製造スタッフを擁しています。

調査機関IDCのデータによると、2025年1~9月、世界のロボット掃除機の出荷台数は1742万4000台に達し、前年同期と比べ18.7%増加しました。メーカーのシェアを見ると、中国メーカーが世界トップ5を独占し、アイロボットの市場シェアは7.9%に低下したということです。(提供/CRI)

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