2025年12月18日、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの新作短編アニメーションが上映されることが分かり、中国のネットユーザーからさまざまな反応が寄せられている。
「新世紀エヴァンゲリオン」は、庵野秀明氏が原作・監督を務めたオリジナルアニメ作品。物語の舞台は、未曽有の大災害「セカンドインパクト」により世界が激変した2015年。主人公の碇(いかり)シンジら選ばれた14歳の少年少女たちは、人型兵器エヴァンゲリオンに乗り込み、第3新東京市に次々と襲来する正体不明の敵「使徒」との壮絶な戦いに挑む。1995年から96年にかけてテレビアニメが放送され、2007年からは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」として4部作で描かれた。21年公開のシリーズ最終作・完結編である「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」も大ヒットを記録している。
そんな同シリーズの約13分の新作短編アニメーションが「エヴァンゲリオン放送30周年記念特別興行」として制作され、26年2月21日から23日に横浜アリーナで開催される大型イベント「EVANGELION:30+;30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」(通称エヴァフェス)で上映されることが明らかになった。庵野氏が企画・脚本・総監修を担当し、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」で作画監督を務めた浅野直之氏が監督を務める。また、同シリーズに携わってきた鶴巻和哉氏、樋口真嗣氏、轟木一騎氏も制作監修として参加している。
新作短編アニメーションの物語や登場人物の詳細は現時点で不明。映像はイベント会場限定の世界初公開となり、横18メートル・縦15メートルの大型LEDスクリーンで、各日1回のみ上映される。なお視聴には、1日を通して「STAGE AREA」の演目を鑑賞できる「STAGE AREA Ticket」、もしくは展示周遊エリア「EVA EXTRA 30」の両方に入場可能な「ALL AREA Pass」が必要だ。
この情報が中国のSNS・微博(ウェイボー)で複数のブロガーに紹介されると、ネットユーザーからは「青春が戻ってきた!」「やばい、超見たい!」「なんかデカいの来たな」「めちゃくちゃ期待してます!」「なんて素晴らしい(本編の)アフターサービスなんだ」などと、期待するコメントが寄せられた。また、「劇場版の続き? 」「番外編とかかな?」「エヴァが存在しない世界線?」と物語の内容を推測するコメントも見られたほか、「たった13分か…」「13分?130分ください!」「テレビアニメの半分くらいの長さじゃん」と上映時間を指摘する声も届いた。(翻訳・編集/岩田)
【STAGE AREA 情報解禁】
— EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION (@eva30th_fes) December 18, 2025
本イベントのために制作される約13分の新作短編アニメーション
「エヴァンゲリオン放送30周年記念特別興行」の上映が決定!
会場限定・世界初披露です!https://t.co/cj9mpViGxV
ステージチケット好評発売中!https://t.co/rgFPUG4Xlg#エヴァフェス #evafes #エヴァ30 pic.twitter.com/MduL8PxdPl











