重慶市と湖南省を結ぶ渝湘複線高速道路の武隆―彭水区間と武隆―道真区間(重慶区間)が18日、一般車両向けに開放され、同高速道路の全線開通が実現した。中国新聞網が伝えた。

渝湘複線高速道路は、全長280キロメートル、橋梁とトンネルが占める割合が8割に達し、投資総額は約640億元(約1兆4080億円)に上り、重慶市の高速道路建設史上、投資規模・建設難易度ともに史上最高のプロジェクトとなった。

渝湘複線高速道路が全線開通―中国

渝湘複線高速道路が全線開通―中国

重慶・成都両都市経済圏と中国南部・アセアン諸国を結ぶ大動脈として、同高速道路は、南方向へ貴州省を経由して広西チワン族自治区北部湾港につながり、従来のルートに比べて海に出る距離が70キロメートル短縮され、沿線企業の物流効率の向上とコスト削減に大きく寄与するとみられている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

渝湘複線高速道路が全線開通―中国

渝湘複線高速道路が全線開通―中国

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