安徽省黄山市徽州区の千年の歴史を持つ呈坎村では、夕暮れ時になり、辺りが徐々に薄暗くなる中、掲げられた数々のランタンに一斉に明かりがともされた。魚の形をしたランタン「魚灯」のパフォーマンスが披露され、この日に村を訪れた人の数は1万人を軽く超えた。

人民網が伝えた。

銅鑼が鳴り、「魚灯」に灯がともり、花火が上げられた。村全体がまるで目覚めた巨大な1匹の鯉のように躍動し、山や川の間を尾をゆらゆらさせながら生き生きと動き回り、訪れた多くの観光客は、伝統ある徽州の民俗文化や無形文化遺産「魚灯」の魅力を味わっていた。

夕闇の中を泳ぐ魚の形をしたランタン「魚灯」―安徽省

同村の「魚灯」はすでに人気の高い無形文化遺産体験プログラムの一つとなっており、今年に入ってから呈坎景勝地が受け入れた観光客は延べ165万500人に上り、そのうち夜に訪れた人は延べ50万人だった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

夕闇の中を泳ぐ魚の形をしたランタン「魚灯」―安徽省

夕闇の中を泳ぐ魚の形をしたランタン「魚灯」―安徽省

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