中国東北部の黒竜江省ハルビン国際コンテナセンター駅で12月18日午後3時、国産自動車部品を満載した55両編成の中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」が出発しました。満洲里通関地を経由して出国し、欧州へ向け西に進んでいます。

この列車は、中国鉄路ハルビン局が運行する国産自動車部品を満載した初の中欧班列です。

自動車や自動車部品、機械設備など「中国製造」の輸出需要が近年増加する中、今回積載された自動車部品を中欧班列で輸送することで、従来の輸送方式に比べ輸送時間を3分の2以上短縮し、運賃も25%以上削減できるだけでなく、積み替え作業で発生する衝撃による貨物損傷も効果的に防ぐことができます。輸送過程では、鉄道部門が事前に企業側のニーズを打診し、ニーズに合わせた輸送計画を個別に作成します。その後ハルビン国際コンテナセンター駅は、輸送・倉庫・集散・通関機能を一体化した優位性を活かし、税関部門と協力して「グリーン通路」を設け、30分以内の快速通関を実現します。

関係者によると、国産自動車部品を満載する中欧班列は、今月中にさらに2本が運行されるとのことです。(提供/CRI)

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