中国核工業集団(CNNC)が12月20日に明らかにしたところによると、世界初の商業用超臨界二酸化炭素発電ユニットが商業運転に成功しました。これは超臨界二酸化炭素発電技術が世界で初めて、実験室段階から商業利用に移行したことを意味します。

世界初の商業用超臨界二酸化炭素発電ユニットは中国南西部の貴州省六盤水市にある「超炭素1号」です。革新的な熱電変換技術である「超炭素1号」は、液体二酸化炭素を超臨界状態まで加熱・加圧することで発電機を作動させ発電します。

説明によると、現在使用されている焼結排熱蒸気発電技術と比べ、「超炭素1号」は発電効率を85%以上向上させ、必要な敷地面積も50%削減できる一方、従来の発電量に加えて、毎年7000万キロワット時以上の追加発電が可能になります。(提供/CRI)

編集部おすすめ