中国国営新華社通信によると、テニスの不正監視機関、国際テニス・インテグリティー・エージェンシー(ITIA)は20日、中国のテニス選手、逄仁龍(パン・レンロン)(25)が2024年5月から9月にかけて計22試合の八百長または八百長の企てにより12年間の出場停止と11万ドル(約1727万円、うち7万ドルは執行猶予)の罰金を科されたことを確認した。

逄は、ITFワールドテニスツアーM15、M25、ATPチャレンジャー50レベルでの自身のシングルス5試合での八百長を認めたほか、他の選手に17回の不正なアプローチを行い、6試合の八百長につながった。

逄のシングルスの最高ランキングは世界1316位。

逄はITIAと合意した制裁を受け入れた。出場停止期間は24年11月7日から36年11月6日まで。ITIA加盟団体(ITF、ATP、WTA、オーストラリアテニス協会、フランステニス連盟、ウィンブルドン、全米テニス協会)および各国のテニス協会が認可または承認するあらゆるテニスの試合への出場が禁止される。(翻訳・編集/柳川)

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