米ファストフード大手マクドナルドは中国のすべての省級行政区への出店を達成しました。

12月20日に寧夏回族自治区で3店舗が同時オープンしたのに続き、21日午後には青海省初の店舗が西寧市でオープンしました。

これにより、マクドナルドは中国全土の省級行政区を網羅したことになります。

青海省西寧市で開業した新店舗は中国西北地域で最大規模となるドライブスルー対応の独立型店舗です。マクドナルド中国の張家茵最高経営責任者(CEO)は、今後も青海省で店舗を増やしていく予定だとし、同省での発展に大きな自信を見せました。

青海省商務庁の劉汝鵬庁長は今回の初出店について、同省の消費市場の潜在力が高く評価された裏付けであり、海外ブランド1号店を呼び込む「首店経済」の推進や消費供給の充実における重要な成果だと述べました。また、「青海省の食材の強みを生かし、地元の味を融合させた商品開発を期待している。青海省のグリーンで有機的な食材をマクドナルドのグローバルな商品体系に取り入れてほしい」と期待を示しました。

マクドナルドは1990年に中国本土に進出し、広東省深セン市羅湖区に1号店を開業しました。2025年11月時点で、中国本土の店舗数は7500店を超え、従業員数は20万人に達しました。24年には延べ13億人以上の客にサービスを提供しました。(提供/CRI)

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