実競技(フィジカル)とデジタルゲームを融合したハイブリッド型「フィジタルスポーツ」の国際大会「第2回未来ゲームズ」(Games of the Future 2025,GOTF)が、12月17日から23日までアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催されています。中国チームが独自に設計・開発したロボット「ディープシーシャーク3」は格闘ロボット部門に出場し、決勝で海外チームを破り優勝しました。
「ディープシーシャーク3」は重さ110キロ、最高時速28キロ、モーターの回転速度は毎分1万回転に達しています。
格闘ロボットの過酷な作業環境に対応するため、「ディープシーシャーク3」の作業チームは適切な設計を施し、ロボットの完全な稼働を確保しました。
中国チームのリーダーを務める斉文傑氏は、「ロボットは格闘中、内部の回路システムにしばしばロックアップ状態が発生し、モーター内の電流が急上昇し、損傷につながる可能性がある。この問題を解決するため、チームはサプライヤーと協力してアルゴリズムを開発し、ロボットのロックアップや過負荷が発生した場合に、電流の急上昇を速やかに抑制し、回路システム全体の正常な動作を保護することができるようになった。チームはアルゴリズムで回路システムを保護するだけでなく、モジュール化設計を採用し、短時間でロボットを修復できることを確保している」と説明しました。
ロボット格闘部門には米国、ロシア、ベラルーシ、インドなどの国と地域から16チームが参加しており、国際大会で何度も優勝したチームも含まれています。先進的な設計により、中国チームの「ディープシーシャーク3」は相手を連続して直接ノックアウトし、最終的に優勝を果たしました。(提供/CRI)











