上海市内で12月22日、中国初のオープン型ロボットレンタルプラットフォームの「擎天レンタル」の発表会が行われました。このプラットフォームは現在までに全国50の中核都市、600社以上のサービスプロバイダーをカバーしており、多くのブランド、多くのモデルのロボットのレンタルサービスを提供していきます。

レンタル価格は200元(約4400円)から1万元(約22万円)以上まで様々です。また、2026年には全国200以上の都市でレンタルサービスを導入する見通しです。

このプラットフォームは人型ロボットに大衆の日常生活に入るための「最後の1キロ」を乗り越えさせることに尽力しており、効率的で柔軟なレンタルサービスを提供しています。ユーザーはスマートフォンなどで簡便に操作できる小程序(ミニプログラム)やオンラインショッピングモールなどを通じて直接注文することができます。ロボットの「カスタマイズスキル」のニーズに対応し、プラットフォーム側は1000人以上のクリエイターを集めてコンテンツ革新やスキルパッケージのデータ統合を行っています。

この中国初のオープン型ロボットレンタルプラットフォームの開業は、小規模で分散していたロボットのレンタルサービスが産業としてエコシステム化しつつあることを示し、業界の規模拡大に向けて発展することを有効に推し進めると見られています。(提供/CRI)

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