海南自由貿易港では12月18日、「封関運営」が正式に始まりました。「封関」とは、特定地域を税関連で特別扱いにすることです。
海南を訪れる多くの人々にとってはここ数年、免税店は「必ず訪れたい」スポットです。海南島内では封関政策に伴って、各免税店はクーポン券やポイント還元、一定以上の買い上げに対する価格優遇などを導入して、さらに多くの消費者を誘致しています。
海南省では11月1日から施行された海南省離島旅客免税ショッピング政策の新規則により、免税商品の範囲がさらに拡大されました。また、島内住民は1年以内の1度の離島の場合、購入回数の制限などなしに、免税商品を「購入時に受け取る」ことができるようになりました。つまり、実際の離島の際に空港や港のカウンターで受け取る必要もないわけです。このことで、人々の買い物への情熱がさらに高まりました。
海口国際免税店は新政策で新たに追加された商品カテゴリーについて、「セレクトグッズマーケット」と名付けたプロモーションイベントを特別開催しました。ペット用品や楽器、小型家電、撮影機材などの、新たに追加されたカテゴリーの商品を集中展示するとともに、中国風デザインのブランドアパレルやコーヒー用品、茶器などの国産の優良商品も導入し、「購入時の受け取り」などの利便性を高める措置を打ち出すことで、消費者がワンストップでショッピングする環境を整えました。
21日には午前9時を少し過ぎた時点で、営業開始前の免税店では多くの消費者が店の前に並んで入店を待つ状態でした。
海口税関の統計によれば、「封関」の初日だけで、海南離島免税ショッピングの売上高は前年同日比61%増の1億6100万元(約35億8000万円)、購入者数は同53.1%増の延べ2万4800人、購入商品数は同25.5%の11万8000点に達したとのことです。(提供/CRI)











