2025年12月23日、韓国・マネートゥデイによると、韓国の民間宇宙企業イノスペース(INNOSPACE)が韓国初の商業用ロケット「ハンビッ・ナノ(HANBIT-Nano)」を打ち上げたが軌道投入に失敗した。機体は地上に落下した。
打ち上げはブラジルのアルカンタラ発射場から23日午前10時13分に行われたが、約1分後に炎が広がる様子が中継画面にとらえられた。その後、中継は中断された。ロケットは打ち上げ後に空中で爆発したと推測されていたが、確認の結果、機体異常で「自動落下」の措置が取られ、地上に落下後、爆発したことが分かった。
イノスペースの発表によると、打ち上げは正常に行われ、1段目のロケットのエンジンは正常に点火して飛行した。しかし、打ち上げから約30秒後に機体の異常が感知され、落下する措置を取ったという。安全が確保された区域で地面に衝突しており、人的被害はなく、その他の被害兆候も見られないという。現在、原因を確認中で、確保したデータの分析結果は追って公表する予定だとしている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「がっかりすることはない。また挑戦すればいい。韓国にはできる!」「科学者の皆さんの努力を心から尊敬します」「米中印日にできたから韓国も当然できるということでもない。こういう試行錯誤をどの国も企業も経験してきてるんだよ。応援しよう」「これを批判してる人たちは技術力がある日突然ぴょんと身に付くとでも思ってるのか?」「お疲れさまでした。
一方で、「国に恥をかかせたな」「正当な失敗事由があるなら最後まで生中継しなよ」など批判のコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)











