タイ国防省のスラサン報道官は現地時間12月23日午後、記者会見で、タイ・カンボジア国境での衝突は続いており、23日午前6時30分現在、カンボジア軍は引き続き複数のタイ軍陣地に対し重火器による攻撃を続けていると発表しました。衝突は主にサケーオ県とシーサケート県で発生しています。

現在までにタイ軍兵士の死亡者数は合計22人となっています。

スラサン報道官はまた、23日午前8時現在、タイ・カンボジア国境での新たな衝突により、タイ側で民間人42人が死亡し、13人が負傷したと述べました。現在もなお、16万人を超えるタイ国民が避難所での避難生活を余儀なくされているということです。

一方、カンボジア内務省が公表した最新データによると、この衝突で、約54万5000人のカンボジア人が家を追われたということです。(提供/CRI)

編集部おすすめ