2025年12月21日、「劇場版ハイキュー!!VS 小さな巨人」とスペシャルアニメ「ハイキュー!!バケモノたちの行くところ」が、27年に公開されることが決定。併せて、新PVとウォーミングアップビジュアルも解禁され、中国のネットユーザーが歓喜している。

「ハイキュー!!」は古舘春一氏の漫画が原作。体格が小柄な主人公・日向翔陽(ひなたしょうよう)が高校バレーのテレビ中継で、低身長ながら活躍する宮城県立烏野高校の選手を見て魅了され、同校に進学。天才セッター・影山飛雄(かげやまとびお)ら烏野高校のバレー部員と共に全国大会を目指す様子を描いた物語だ。

「劇場版ハイキュー!!VS 小さな巨人」は、24年に公開された「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の続編で、音駒高校との試合を制し、春高準々決勝へ進出した烏野高校が「小さな巨人」の異名をとる星海光来(ほしうみこうらい)を擁する鴎台高校と対戦する。

一方、スペシャルアニメ「ハイキュー!!バケモノたちの行くところ」では、春高準々決勝で梟谷学園高校と狢坂高校が激突する。これら2作品では、同日・同会場で行われる烏野高校対鴎台高校と梟谷学園高校対狢坂高校の二つの準々決勝が描かれることになる。

このほど公開された新PVは、アニメ本編で実際に使用される原画カットが取り入れられている。またウォーミングアップビジュアルは、日向と木兎光太郎(ぼくとこうたろう)が気迫あふれる表情を見せており、試合前の緊張感と勢いを前面に押し出した構成となっている。なお、前作同様に満仲勧氏が監督を務め、映像制作はProduction I.Gが手掛ける。

これらの情報が中国のSNS・微博(ウェイボー)で468万人以上のフォロワーを持つブロガーに紹介されると、ネットユーザーからは「体内のDNAが目覚め始めた」「一番楽しみにしてたやつが来た!」「うう。見たい気持ちが抑えきれない!」「やばいやばい。心が震える、手も震える」「劇場版と短編アニメとか、どんな神コンボだよ」と期待する声が集まった。

また、「なんでまだ25年なんだよ」「本当に見たすぎる、早くしてくれ」「ああ、どうやったら先に見られるんだ!」「まだ来年にもなってないのに、再来年の話しないで!」「今『27年公開』とか言うなよ!。26年1月に公開してくれ」と公開年に対する不満が寄せられた一方、「でも『ハイキュー!!』のためなら待てる」「ずっと待つよ…」「『ハイキュー!!』は待つ価値がある」との健気なコメントも寄せられた。(翻訳・編集/岩田)

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