米国ニューヨーク商品取引所の金先物価格が12月22日の電子取引において、1トロイオンス当たり4500ドルを突破しました。銀先物価格も1トロイオンス当たり69ドルを突破しました。

地政学的緊張の高まりを背景に、リスク回避の需要が生まれ、金・銀価格は堅調に上昇し、過去最高値を更新しました。取引が最も活発な2026年2月きりの金先物は、取引時間中に一時、1トロイオンス当たり4520.5ドルに達しました。また、2026年3月きりの銀先物は一時、1トロイオンス当たり69.755ドルを記録しました。

JPモルガン・チェースは2026年の金市場見通しリポートにおいて、価格上昇を後押しする要因が依然として強固であることから、金市場は2026年も上昇トレンドを継続する可能性があるとしています。同時に、一部の市場アナリストは、2026年の銀需要も引き続き成長すると予想しています。(提供/CRI)

編集部おすすめ