中国のSNS・微博(ウェイボー)で日本の無人島に関する話題が急速に注目を集め、トレンド2位に浮上した。

中国国営の中央テレビ(CCTV)は24日、北海道稚内市沖にある無人島(弁天島)が大量のトドに占拠されていると報道。

11月下旬から次々と島にやってきて、12月下旬時点ではすでに約1300頭に上っているとした。

また、地元漁師の話として、毎年冬になるとエサを求めるトドが南下してきて、漁網の中の魚を奪ったり、漁具を破壊したりすることで大きな損失が出ていると説明。「漁師の対応策は非常に限られており、懸念が高まっている」と伝えた。

この報道に中国のネットユーザーからは「日本の漁業が動物たちの食べ物を奪っているのは明らかだ」「(日本の水産物は)どうせ売れやしないんだから、トドが少し食べたからってどうだっていうんだ?」「トドはよくやった」「彼らは抗日の親友」「トドがかわいそう」といった声が上がった。

また、「クマの次はトド。大自然が(日本の悪行の)清算にやってきた」「(日本による)捕鯨の報復にやってきたんだ」「日本人はトドもイルカのように虐殺するつもりか」「トドはそんなところにいると(原発汚染水で)変異するのでは?」といった声のほか、「これ(弁天島)は岩礁だろ。なぜ島になるんだ?」「無人島?単なる岩礁だろ」といった指摘も複数寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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