中国初の公務船電動化改造プロジェクトが12月23日、武漢市で改造完了に伴う引き渡し検収に合格し、30メートル級燃料船7隻がインテリジェントな電動船に変身しました。

これら7隻は、従来の燃料駆動から電力駆動とインテリジェント制御を組み合わせたシステムへの全面的なアップグレードを実現しました。

改造後の船の最高時速は30キロ、巡航時速は20キロ、航続距離は140キロを超え、日常のパトロールや緊急対応の需要を満たし、長江本流の複雑な水文条件における水上交通の監督管理とサービス需要に十分に対応することが可能です。稼働後、燃料消費量を年間約200トン、炭素排出量を約600トン削減でき、船舶の運用・維持コストが大幅に削減される見込みです。

また電動化改造後、インテリジェント航行アシストが搭載されたインテリジェントエンジンルームシステムを備えることにより、悪天候下における船舶の動的検知の難題も効果的に解決し、設備稼働状態のリアルタイムモニタリングとインテリジェント管理・制御もできるとのことです。(提供/CRI)

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