陝西省の西安市と延安市を結ぶ高速鉄道(西延高速鉄道)が26日に開通する。これにより、同省北部の旧革命根拠地が高速鉄道時代に突入することになる。

中央テレビニュースが伝えた。

西延高速鉄道は、西安市の西安東駅を出発して、渭南市、銅川市を経由し、延安市の延安駅に到達する。西安北駅につながる連絡線も併せて敷設され、同路線の全長は299キロ、設計時速は350キロとなっている。

西安と延安を結ぶ高速鉄道が26日に開通―中国

鉄道当局は開通後しばらくの間、高速列車を1日当たり最多38本運行する計画。西安北駅と富平南駅間の所要時間は最速19分、西安北駅と銅川駅間は最速27分、西安北駅と延安駅間は最速68分で、現在運行されている最も速い旅客列車と比べると、それぞれ56分、102分、62分短縮されることになる。

西安と延安を結ぶ高速鉄道が26日に開通―中国

西延高速鉄道開通後、沿線の市民の移動の便宜性が大幅に高まり、陝西省北部の旧革命根拠地の郷・村復興がバックアップされるほか、地域経済・社会の質の高い発展、西部大開発の新たな局面を推し進める上で重要な意義があると期待されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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