中国政府は24日、新版「外資参入奨励産業リスト」を発表した。これは外資の投資を先進的製造業、現代的サービス業、ハイテク、省エネルギー・環境保護などの分野および中国中西部・東北地域へとより多く誘導するものであり、2026年2月1日に施行される。
中国国家発展・改革委員会と中国商務部が共同で発表した「外資参入奨励産業リスト(2025年版)」は、2022年版と比べて205項目純増し、303項目が修正された。
政府によると、今回の改訂による主な変更点は以下の通りとなっている。▽先進的製造業と現代的サービス業への外資の投資を奨励・誘導する▽全国版リストにおいて、最終製品、部品、原材料などに関する項目を新設または拡充し、産業チェーンおよびサプライチェーンの発展水準を高める▽ビジネスサービス、技術サービス、科学研究、サービス消費などに関する項目を新設・拡充し、サービス業の質の高い発展を促進する。
また、新版リストは中西部地域、東北地域、海南省への外資の投資を奨励・誘導する内容となっている。各地域の資源賦存量、特色ある優位性、産業発展の実情を踏まえ、地域別リストにおける奨励範囲を拡大した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)











