2026年1月4日、台湾メディアの自由時報に「映画『ひゃくえむ。』Netflix(ネットフリックス)配信の翻訳で惨事、トンデモ字幕で大炎上」とした記事が掲載された。
記事は、日本のアニメ映画「ひゃくえむ。」がNetflixに登場したことに言及し、「本来であればファンが喜んで再視聴する機会となるはずだったが、新たな論争を引き起こし、多くの視聴者から『この字幕はいったい何を訳しているのか』と激しい批判が噴出した」と伝えた。
記事によると、同作の配信開始直後から、SNS上では意見が真っ二つに分かれた。「翻訳のせいで良作が台無しだ」と非難する声が上がる一方、「感情は伝わっているのだから、そこまで深刻ではないのではないか」と擁護する声も出た。結果として、字幕に関する論争が作品そのものを上回って注目を集めているという。
多くの視聴者は、問題の字幕が「日本語から英語、英語から中国語と重ねて翻訳され、しかも校正されていないようだ」と指摘している。会話の前後関係が成立しておらず「中学1年」と「高校1年」がどちらも「大学1年」と翻訳されるなど、明らかな誤訳も見られたという。ある視聴者は「さっきまでリンゴの話をしていたのに、次の瞬間には肉団子の話になっている。完全に話がかみ合っていない」と厳しいコメントを残した。
劇場公開版の字幕は「哲学性があり、奥行きがあり、日本語らしい感覚がある」と高く評価されてきた。それに対してNetflix版は、徹底的に酷評されている。例えば劇場版では「不安は敵ではない」「人生は不確かだからこそ面白い」「命を賭けることは一つの選択であり覚悟だ」といった表現であったのに対し、Netflix版では「不安は克服しなくていい」「人生は失うものだ」「栄光のために命を差し出す覚悟はあるか」と翻訳され、本来とは異なる意味に受け取られてしまうという。
それでも、初見がNetflix版だったという視聴者からは「特に分かりにくいとは感じなかったし、ちゃんと感動できた」との声もあったそう。











