中国メディアの中国新聞週刊は5日、甘粛省にある漢の武帝の彫像が物議を醸したことを伝えた。
この彫像は同省酒泉市瓜州県のゴビ国際彫塑芸術回廊にある「漢武雄風」と名付けられた作品。
「漢武雄風」は地上に露出しているのは頭部のみという表現手法に加えて、武帝が眉をひそめて重々しい表情を浮かべていることから、中国のネット上では「武帝を生き埋めにしているようだ」という声や「悪意ある創作動機」を疑う声まで上がったという。
ただ、この作品について、ある旅行ブロガーは「SNSで他のブロガーが撮った写真を見たことがきっかけで、わざわざ現地を訪れた」と語り、「『漢武雄風』はとてもクール。荒涼としたゴビ砂漠に自由奔放なスタイルの作品が突然現れること自体に芸術的な魅力がある。もし伝統的なスタイルの作品であれば、わざわざ見に行きはしないだろう」と評した。
実際、作品は完成から数年にわたって人々に肯定的に受け止められ、「頭部は精神の象徴、背後の広大な河西回廊(の大地)が領土を広げた武帝の体。これらが作品全体の情緒を構成している」とする解釈はネット上で多くの共感を集めていたという。(翻訳・編集/野谷)











