ドイツで女2人から暴行を受けた中国人留学生の男性が反撃して相手を負傷させる事件があった。中国メディアの紅星新聞が6日付で報じた。
現地警察によると、事件があったのは1日午後1時20分ごろ。ミュンヘン中央駅の地下通路で現地の大学の博士課程に在籍する32歳の徐(シュー)さんがエスカレーターを下りていたところ、ハンガリー国籍の45歳と32歳の女が、中身の入ったビール缶を徐さんの頭部に当てた。女らは後の調べで「手すりに置かれていた缶を誤って倒してしまい、それが落ちて(徐さんの頭に)当たった」と説明している。
徐さんは話を聞こうと女らに声をかけ、謝罪を求めたが、女らはこれに応じず、逆に徐さんに対し殴ったり蹴ったりするなどの暴行を加えた。その際、抵抗した徐さんに突き飛ばされた45歳の女が転倒し、鎖骨骨折および頭部裂傷を負った。女が意識を失ったような様子を見て、徐さん自ら警察を呼ぶよう周囲の人に依頼したという。
徐さんは紅星新聞の取材に対し、「警察の書面で私の行為は『防衛』に当たると認定され、『被害者』と位置付けられている」と説明。現時点で徐さんが法的な責任を負う必要があるとの通知は受け取っていないとした。ただ、完全な「正当防衛」に該当するかの正式な判断はまだ出ていないという。
記事によると、徐さんは「日頃からトレーニングを続けてきた成果。過去に25キロダイエットした経験があり、それがきっかけで運動習慣を維持してきた。以前は数カ月間、武術を学んだこともある。
中国のネットユーザーからは「正当防衛で無罪だ」「護身術は学んでおいた方がいい」「中国の武術はすごい」といった声が上がる一方、「中国の法律は恥ずかしさを感じるべきではないのか」「彼には破産するほどの損害賠償が科せられるだろう。もし中国ならね」といった声も書き込まれている。(翻訳・編集/北田)











