中国国際航空は総額95億3000万ドルを投じ、欧州航空機大手エアバスからA320neoシリーズの航空機60機を購入すると発表しました。

中国国際航空は12月30日、エアバスと航空機購入契約を締結したとする公告を発表しました。

購入するのはA320neoシリーズ機60機で、2028年から2032年にかけて段階的に引き渡される予定です。公告によると、今回の取引におけるカタログ価格の合計は約95億3000万ドルに上りますが、実際の購入価格はカタログ価格を下回るとしています。

これらの受注はエアバスにとって追い風となっています。同社は近年、ソフトウエアの不具合により最も収益性の高い機種が一時的に世界規模で運航停止となるなど、相次ぐトラブルに直面してきました。直近では、こうした問題を受け、2025年の航空機引き渡し目標を当初計画より30機少ない約790機に下方修正していますが、修正後の目標はおおむね達成できるとの見通しを示しています。

A320シリーズは中国で最も多く運用されている単通路の中距離旅客機の一つで、エアバスの主力かつベストセラー機です。A320シリーズは現在、A319neo、A320neo、A321neo、A321XLRの4機種が展開されています。A320neoは省燃費エンジンの採用により、座席当たりの燃料消費量と二酸化炭素排出量を約20%削減しました。また、柔軟性の高い客室設計を採用し、最大194席を配置できるとされています。

アジア太平洋地域の航空需要が拡大する中、エアバスは中国での事業展開を加速させています。同社の中国における投資は生産、調達、サプライチェーン全体にまで広がっており、現地市場への関与を一層深めています。(提供/CRI)

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