中国観光研究院(文化観光部データセンター)が中国東北部黒竜江省の省都ハルビン市で1月5日に開催された2026氷雪観光発展大会で発表した「中国氷雪観光発展報告(2026)」によると、中国の氷雪観光は持続的な繁栄の新たな段階に入っています。総合的な試算によると、2025-2026年の冬季シーズンに中国で氷雪観光・レジャーを楽しんだ人数は延べ3億6000万人に達し、氷雪観光・レジャー収入は4500億元(約9兆9000億円)に達する見込みです。

中国東北部に位置するハルビン市、瀋陽市、長春市および北部に位置する河北省の張家口市などを代表とする北方都市では、従来の「資源が人を引きつける」から「心を温めるサービスによって人を引き留める」への観光モデル転換を図っています。現在、ハルビンの氷雪大世界、長白山の粉雪、極地公園で人気のジェンツーペンギンが小さなリュックを背負って巡遊する「淘学ペンギン」などの氷雪コンテンツIPは莫大(ばくだい)な商業価値を生み出しています。特に、氷彫刻技術、氷雪撮影、雪国列車などが観光客に最も人気のある文化コンテンツとなっています。

中国観光研究院の唐暁雲副院長によると、氷雪観光をけん引役として、中国は既に文化、スポーツ、ウインタースポーツ装備を含む全産業チェーン構造を形成しています。同報告によると、2025年の中国の氷雪経済規模は既に1兆元(約22兆円)を超えており、全国の氷雪観光関連企業は既に前年比11%増となる14000社を超えています。また、スキー板などの中国製氷雪装備も越境ECを通じて積極的に海外に進出しており、中国の氷雪観光も「世界の注目を集める」から「国際的な連携を深める」段階へと移行しています。(提供/CRI)

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