2026年に入り、安徽省合肥市の果物市場ではチリ産チェリーが人気商品になっており、価格は前年同期比で3割以上安くなった。中国新聞網が伝えた。
同市にあるチェーンスーパーの従業員は、「1日平均100箱以上売れており、祝日・休日には最大500箱に達することもある。チリ産チェリーは25年に例年より1カ月近く早い11月末から入荷が大幅に増加し、入荷量急増の直接的な影響として価格が下がった」と説明した。
安徽省の重要な農産物集散センターである合肥百大周谷堆農産物卸売市場では、チェリーの1日平均販売量が15トンに達する。同センターの王萍(ワン・ピン)副センター長によると、市場では大粒のJJ級チェリー2.5キログラム入りパックの卸売価格が100~130元(約2200~2900円)となっており、前年同期には同じ規格のものが160~180元(約3600~4000円)だった。
中国食品土畜輸出入商会の夏陽(シア・ヤン)副会長は、「輸入チェリーの価格が下がったのは、グローバルサプライチェーンと中国市場という二重の要因によるものだ。価格が下がった原因は主に需給関係にある」と説明した。在中国チリ大使館商務部の微信(WeChat)公式アカウントが発表したデータによると、25年から26年にかけての生産シーズンにチリ産チェリーの総生産量は65万5000トンに達し、そのうち90%が中国への輸出される見込みだという。
夏副会長は、「チェリー価格の低下を支えているのは、サプライチェーンの効率向上だ。『チェリー・エクスプレス』と呼ばれる海上直行便が常態化されてから、輸送期間が23日に短縮され、輸送コストは空輸より60%以上安くなり、さらに中国税関が打ち出した『船辺直提』(接岸後の即時引き取り)政策の恩恵も加わり、チリの生産地から中国の市場への生鮮果実の流通効率が大幅に上昇した」と述べた。
また夏副会長は、「中国の消費者のニーズは『珍しいものを追い求める』から『品質を重視する』へと変わった。チリ産チェリーの中国市場における位置づけの変化は、グローバルな農産物サプライチェーンの効率的な連携の証であるとともに、中国消費市場の大きなポテンシャルも示している」と語った。(提供/人民網日本語版・編集/KS)











