中国自動車大手の長安汽車は1月4日、2025年12月の生産・販売実績を発表しました。12月単月の販売台数は25万4800台と前年同月比1.66%増となり、2025年通年の累計販売台数は291万3000台に達しました。
好調な業績の背景には、2025年7月に発足した新たな中央企業体制による経営基盤の強化があります。同社は新エネルギー化を進める「香格里拉」、知能化を担う「北斗天枢」、グローバル展開を推進する「海納百川」の三大戦略を加速させ、阿維塔、深藍汽車、長安啓源など五つのブランドを連携させることで、主流市場を幅広くカバーしています。
新エネルギー車の販売は年間110万9000台と前年比51%増となり、初めて100万台の大台を突破しました。長安啓源が41万1000台、深藍汽車が33万3000台、阿維塔が12万台をそれぞれ販売し、いずれも過去最高を更新しました。電池や電動駆動システムの量産化に加え、先進運転支援技術の高度化が競争力向上につながっています。
海外市場も成長の重要な柱です。2025年の海外販売は63万7000台と前年比18.9%増で、過去最高を記録しました。欧州でのブランド発表やタイ工場の稼働開始により、輸出中心から現地生産へと事業モデルを転換し、グローバル展開を一段と加速させています。長安汽車は今後も技術革新と国際展開を強化し、2030年に年間販売500万台という目標の実現を目指すとしています。(提供/CRI)











