中国科学院地球環境研究所によると、同研究所の研究チームは新たに開発した半自動顕微鏡分析法により、環境サンプル中の200ナノメートルという微小なプラスチック粒子の有効な定量分析を初めて実現しました。この成果は1月8日、国際学術誌「サイエンス・アドバンシス」に掲載されました。

この方法はコンピュータ制御の走査電子顕微鏡技術に基づいており、粒子ごとにその粒径、形態、元素組成などのミクロ理化学パラメーターを測定するもので、これまでに西安や広州の大気エアロゾル、降水(雨、雪)、降塵、飛散塵(ひさんじん)中のマイクロプラスチックとナノプラスチックの存在量を系統的に明らかにしました。研究によると、道路での飛散塵と降雨の過程が大気中のプラスチックの媒体を横断する伝送を主導しており、さらにマイクロナノプラスチックが大気中で鉱物粉塵やブラックカーボンなどの粒子状物質と異質混合していることが観測されました。

この研究は手法の革新を通じて、大気中のプラスチック研究の空間分解能をマイクロメートルからナノメートルへと押し進め、マイクロナノプラスチックの大気中でのふるまいを数量化するための有力なツールを提供しました。(提供/CRI)

編集部おすすめ