中国・浙江省の入浴施設で2歳の息子を連れて女湯に入ろうとして拒否された女性が、涙ながらに不満を訴えた。中国メディアの中安在線が8日に報じた。
女性が撮影した動画には、施設のフロントスタッフに対して「何歳以下の子どもを連れて女湯に入ってはいけないというような案内はどこかに書いてありますか?私が見たところありませんでした。ウェブサイトも事前に確認しましたけど、書いてありませんでした。これは不公平です」と訴える様子が映っている。
女性は「もしだめなら券面に記載してくれればよかったのに。私はもうここで10分以上待たされていますよ」と言及。フロントスタッフが「男性スタッフを探します(男性スタッフが代わりに息子に付き添って男湯で入浴させる)」と応じると、女性は「あなたはもし自分に2歳の子どもがいたとして、見ず知らずの男性スタッフと一緒に入浴させることに安心できますか?」と反問した。
女性は食い下がったものの、フロントスタッフは「(女湯には)連れて入れない」と頑として拒否し、「チケットは返金する」と説明した。女性は時間を無駄にされたとして不満を訴え続けた。その後、女性は「結局、私たちは入れてもらえなかった」とカメラに向かって涙ながらに報告し、「世界中が、一人で子どもを連れている女性を苦しめていると感じる」と吐露した。
中国では過去にも、入浴施設やトイレなどで男児を女性側に連れて行くことの是非や、その年齢の基準をめぐって論争になっている。この報道は大きな反響を呼び、ネットユーザーからは3000件に迫るコメントが寄せられた。中でも最も共感(いいね)を集めたコメントは「家で風呂に入ればいい。
また、「これの何が困るっていうの?実際、浴室内のほかの女性を不快にさせるでしょ」「施設側は男性スタッフが付き添うと説明してる。それがいつの間にか『子どもを連れた自分が差別された』という話にすり替わっている。どういう論理なんだ」「今の時代、家に必ず浴室はある。なぜそんなに小さい子どもを連れて、外の施設で入浴しようとするのか」といったコメントにも共感が多く集まっている。
ほかにも、「施設側には何の問題もない」「男の子を女湯に連れて行く行為が大嫌い。たとえ何歳でもダメ」「子どもにも悪影響。自分自身の問題」「女湯には女の子だっているだろう。あなたは幼稚園で男女を分けないでいいと思ってる?」「世界中が彼女を困らせているのではなく、彼女が世界中に甘やかしてもらおうとしているだけ」など、女性に対して批判的な声が多かった。
一方で、「2歳じゃ何も分からない(から大丈夫)」「うちの近くの入浴施設では3歳以上の男児は女湯に入ってはいけないことになってる」「今は特に未婚の若者の子どもに対する風当たりが強い」「親が異性の子どもを連れて一緒に入れる個室のようなものがあるといい」といった意見も見られた。(翻訳・編集/北田)











