吉林省松原市前ゴルロス・モンゴル族自治県の査干湖で8日、吉林・査干湖第24回氷雪漁・狩猟文化観光フェスティバルが開幕。中国国内や海外からやって来た観光客数万人が、冬の伝統漁「冬捕」で捕獲された魚が凍った湖面で飛び跳ねる様子を見て楽しんだ。

また、注目のセリにかけられた「頭魚」(最初の網で漁獲された中で最も大きい魚)は169万9999元(約3825万円)で落札された。

査干湖は中国の10大淡水湖の一つで、「冬捕」の歴史は遼・金の時代まで遡ることができる。今では、この伝統漁は中国の国家級無形文化遺産代表性項目リストに組み込まれている。

毎年12月中旬から翌年の春節(旧正月)前にかけてが査干湖の冬捕のベストシーズンで、漁師はまだ暗い早朝のうちから凍結した湖面で作業を始める。経験豊富な漁師は、氷の気泡を観察したり、氷下の音を聞いたりして、漁を行う場所を決める。そして、湖面に数百個の穴を開けて、長さ1キロにも達する長い網を湖面の下に入れていく。こうした作業は数時間かけて行われる。

吉林省の査干湖で伝統漁「冬捕」始まる、「頭魚」は約3800万円で落札―中国

査干湖では60種類以上の魚が獲れる。中でも大型淡水魚のコクレンが最も有名だ。8日午前10時半ごろ、各地からやって来た観光客が開幕式に集まると、湖面における網引き上げ作業も見せ所を迎えた。数頭の馬が円を描いて走り、ウインチを回して、網がゆっくりと引き上げられると、網にかかった魚が凍った湖面に姿を現し、圧巻の景色が広がっていた。

毎年、セリにかけられる「頭魚」が注目を集める。

会場はセリの威勢の良い声が飛び交い、「一番になる」や「ゆとりのある生活」を願う思いが込められた19キロの「頭魚」をある企業が16万99999元で落札した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

編集部おすすめ