2026年1月11日、香港01は、中国航空工業集団主導による軍事技術とSFを組み合わせた知的財産(IP)プロジェクト「南天門計画」の概念と、計画に盛り込まれた「航空宇宙母艦」などについて報じた。
記事は中国中央テレビ(CCTV)が10日に報道した内容を引用し、「南天門計画」の中核となる10万トン級の空天(航空宇宙)母艦「鸞鳥(らんちょう)」と、その艦載機である無人空天戦闘機「玄女」について紹介した。
まず、「鸞鳥」の具体的なスペックについて、全長242メートル、翼幅684メートルに及ぶ巨大なプラットフォームで、最大離陸重量が12万トンに達すると説明。無人空天戦闘機「玄女(げんにょ)」88機を搭載可能だとした。また、艦載機の「玄女」は機体両側の巨大な「中間子環流発生器」と前進翼を組み合わせた構造を持ち、高い機動性とステルス性、人工知能(AI)機能を備えていると解説した。
さらに、「玄女」が「誘導式力場駆動装置」を動力源とし、大気圏内の飛行だけでなく大気圏外での作戦行動も可能であること、粒子加速砲や極超音速ミサイルなどを兵器として使用することを紹介した。
また、ステルス形状と複雑な可変翼構造により、飛行する「トランスフォーマー」のような外観を持つという空天戦闘機「白帝(はくてい)」にも言及。全周波数帯域でのステルス性や有人・無人飛行モードの自由な切り替え、無人機指揮機能、適応型エンジンなどの先進技術を採用しており、高度や速度、飛行姿勢に応じて気動レイアウトをリアルタイムで調整する可変翼構造を持つと説明した。
記事は、SF知的財産(IP)である「南天門計画」の新機種として、第7回中国天津国際ヘリコプター博覧会で初めて公開された汎用垂直離着陸プラットフォーム「紫火(しか)」のコンセプト模型についても紹介。想定時速700~800キロで、低重力環境や希薄な大気など多様な環境に適応でき、危険区域での救援や物資輸送などでも活躍できると伝えた。
その上で、軍事専門家の王明志(ワン・ミンジー)氏が同計画を未来に向けた「革新構想」と位置づけた上で、極超音速飛行、航空・宇宙両用動力、無人自律群制御、AIによる意思決定などの先端技術を、SF戦闘機を媒体とした体系的な構想として統合したものだと解説したことを紹介。「実現可能かどうかの問題ではなく、どれが先に実現し、いつすべてが実現するかという問題」とし、現実に限りなく近い構想との見方を示したことを報じた。(編集・翻訳/川尻)
— 中国動画 (@RC00547555) January 12, 2026











