中国航空発動機集団によると、中国が独自で開発した国内初の3Dプリントターボジェット航空用エンジンが初の単発エンジン飛行試験を順調に終えました。同エンジンは30分間安定して作動し、到達高度は6000メートル、最大飛行速度はマッハ0.75で、すべてのパラメータは設計要件を満たしました。

これは中国がエンジン全体についての3Dプリントによる工学的応用分野でゼロからの突破を遂げたことを示しています。

同エンジンは重量の4分の3以上を占める部品が3Dプリンターで製造されたものです。一体成型技術によって、従来の工法では個別に組み立てる必要があった複雑な構造を一度で終えることができ、部品点数も同種の製品より6割も減少することで、組み立ての不具合やメンテナンスコストが大幅に削減されたとのことです。飛行試験では、同エンジンを搭載した無人機はロケットブースターにより始動した後、急速に予定高度まで上昇しました。同エンジンは高高度の複雑な環境で全フェーズにわたる運転を実施し、すべての部品に破損や故障はみられず、信頼性や適合性が十分に検証されました。

中国初の3Dプリンター航空用エンジンの飛行試験が完了

同エンジンは2025年7月に中国北部の内蒙古自治区で高度4000メートルでの搭載飛行検証を終えていますが、今回の単発飛行試験では、より高空の、より複雑な環境下での実用機能が検証されました。同エンジンは今後、測量やパトロール用などの中型特殊無人機などへの幅広い適用が可能で、新たな動力ソリューションを提供し、幅広い分野での活用が期待されています。(提供/CRI)

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