2026年1月12日、韓国メディア・朝鮮ビズは、韓国のガールズグループ・aespa(エスパ)が出演した日本の年末歌番組「紅白歌合戦」を巡り、根拠のないうわさが拡散し、放送局のNHKが公式に否定する事態となったと報じた。
記事によると、aespaは25年12月31日に日本で放送されたNHK紅白歌合戦に出演したが、登場時間が午後8時15分前後だったことを受け、一部の日本のネットユーザーの間で「特定の歴史的事実を意図的に連想させたのではないか」とする主張が広がった。
aespaの紅白歌合戦への出演については、出演の発表後、中国人メンバーのニンニンが22年にファンとの交流プラットフォームにアップした照明器具の写真が原爆による「キノコ雲」を連想させるとして日本の一部ネットユーザーから批判を集めており、オンラインを中心に出演に反対する署名運動が行われていた。
その上で、出演した「午後8時15分」という時刻が、広島への原爆投下時刻や、日本の終戦記念日である8月15日を想起させるとして、「日本を侮辱する意図がある」「偶然とは考えにくい」「放送局が意図的にこの時間帯に配置した」などの声が上がったという。
記事はさらに「一部のネットユーザーはaespaが披露した楽曲『Whiplash』の歌詞に含まれる英語表現を取り上げ、『原爆投下を連想させる』との解釈を投稿した」と説明。こうした憶測について、「NHKは産経新聞の取材に対し、『全く根拠のない偽情報であり、そのような意図はない』と明確に否定した」と伝えた。
放送当日、ニンニンはインフルエンザ感染を理由として、医師の判断で出演を見送っている。
これについて、韓国のネットユーザーからは、「さすがにこじつけが過ぎる」「放送時間にそこまで意味を持たせるのは無理がある」「毎年分刻みの生放送で進行する番組で、そんなことを意図するのは現実的ではない」「陰謀論という言葉がぴったり」「当時日本にいた韓国人も多く原爆の被害に遭っているのに」「日本人は被害意識ばかりが強い」「そんなに嫌ならK-POP歌手を出さなければいいのに。日本で人気で需要があるから出しているんだろう」などSNS上の憶測への批判的な意見が多く見られた。
また、「放送局がその時間に出演させたのになぜaespaが批判されるの?」「こんなばかげた話に公共放送が釈明しなきゃいけなくなるなんて」「韓国もだけど、ネット上で出てくる変な憶測のレベルが年を経るごとに後退しているように感じる」「事実より感情が先行した典型的なSNS騒動」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)











