中国のSNS・小紅書(RED)に11日、「日本の偽りの礼儀正しさ」と題する投稿があり、反響を呼んだ。

大阪在住の投稿者の男性は「この感覚をどう表現すればいいのだろう。

まるでみんながそれぞれ透明なガラスのカプセルに入っていて、互いに姿は見えるし、表面上は丁寧にあいさつもする。でも、一生かかっても相手のカプセルの中に入ることはできない。そんな感じだ」とつづった。

そして、日本の社交の場で発せられる言葉の例として「今度ご飯行きましょう」を挙げた上で、この言葉の本音は「もう二度と会わない」だと指摘。もし本気にして「いつ空いていますか?」と聞くと、相手はニコニコしながら内心「この人、空気読めないな」と思うのだとした。

また、日本人の笑顔は「半永久メイク」みたいなものだとも言及。この笑顔は「仕事上の必要性」によって作っているだけであって本当にうれしいからではないとし、「(彼らは)心の中で何万回もこちらをののしっていても、表情一つ変えずに丁寧にお辞儀をすることができる」とつづった。

さらに、日本で「他人に迷惑をかけない」という言葉の意味は「あなたも私に迷惑をかけるな」という含意があるとし、「この極端なまでの境界意識は、確かに生活を便利にするものではあるが、同時に本当に息苦しい。転んでも誰も助けてくれないかもしれない。つらくても誰も声をかけてくれないかもしれない。みんながみんな、『他人に迷惑をかけない』ことに必死だからだ」と指摘した。

この投稿に、中国のネットユーザーからは「私は『偽りの礼儀正しさ』は好き。

『無礼』が嫌い」「『偽りの礼儀正しさ』は『無礼』よりはマシ」「じゃあなたは面と向かって罵倒され、蹴りを入れられたいわけ?」「何と比べるかだろう。『偽りの礼儀正しさ』はもちろん『真の礼儀正しさ』には劣る。でも、『真の無礼』と比べたら…?」「表面的に取り繕うこともなく、距離感なんてまるでない環境の方がよっぽど抑圧的になると思う」といった声が上がった。

また、「相手が『こっちのカプセルに入ってほしくない』って思うことのどこがだめなの?」「そもそも礼儀自体が本来、表面的なものでしょ。初めて会った人に対して心の底から微笑みかける人なんている?」「真の礼儀正しさをなぜ欲する?あなたはすべての人に対して心を開くのか?」といった指摘も。

このほか、「中国だって転んだ人を誰も助けないだろう」「私が日本で転んだ人を見た時は、必ず誰かが助け起こしていた。誰も助けなかったことは一度もない。酔っ払いは例外だけど」「どっちにしても、そこら辺に痰を吐き、列に並ばない(中国のような状況)よりはマシ」「中国では周囲の迷惑も顧みずそこら辺でたばこを吸うし」「悪いけど、日本人は本当に礼儀正しいよ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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