1月1~3日の元旦連休の終了後、中国国内の複数の航空路線で航空券価格が大幅に下落しています。一部路線では通常運賃の1~2割に相当する水準まで値下がりし、片道200元(約4480円)を下回る格安航空券も登場しています。
広州白雲国際空港では、連休明けに出発する旅行者の姿が目立ちます。利用者からは「元旦連休期間は交通費や宿泊費が高い。今の方が出費を抑えられる」といった声が聞かれました。実際、ある航空券販売サイトでは、1月上旬の広州-上海線の最低運賃が税別210元(約4710円)と、約1.1割水準まで下がっています。
業界関係者によると、連休後は旅行需要が一時的に落ち込む一方、航空各社が一定の運航便数を維持するため、供給過多となりやすいことが価格下落の要因です。福州-南京線が199元(約4460円)、福州-武漢線が180元(約4030円)など、人気都市間でも大幅な値下げが見られ、成都発の複数路線でも300元(約6720円)以下の航空券が確認されています。
一方、中国民用航空局は1月6日の会議で、2026年の旅客輸送量を8億1000万人とする目標を掲げるとともに、過度な価格競争の是正を重点課題に挙げました。原価を下回る「過度な安売り」への取り締まりを強化する方針を示しており、低価格競争に一定の歯止めがかかる可能性もあります。
冬休みや春節が近づくにつれ、航空券価格は徐々に上昇するとみられています。業界では「今後1カ月ほどが格安航空券を利用できる好機」としており、旅行予定のある消費者にとっては、コストを抑えて快適な移動を実現できる貴重なタイミングとなりそうです。(提供/CRI)











