今年の氷雪シーズンには中国各地で氷雪観光市場の活況が続き、さまざまな楽しみ方が登場している。
「氷の都市」と呼ばれる黒竜江省ハルビン市で10日、第1回「ハルビン工業大学-ケンブリッジ大学-オックスフォード大学杯」氷上ドラゴンボート国際親善レースが開催された。
伝統的なドラゴンボートとは異なり、氷上ドラゴンボートでは、選手は手に氷上専用のストックを持ち、硬い氷に突き刺して氷を押しながら進んでいく。水上で船をこぐときは脚の動きが重要になるが、氷上では体幹と上腕の力がより試される。
内モンゴル自治区では、氷の川に浮かぶ「アイスフローティング」という極寒シーズンならではの体験ができる。極寒の環境の中でも、吉爾布干河は地熱によって川の一部が凍らず、独特の景観が見られる。現地ではこれを利用して、「アイスフローティング」というアクティビティーを打ち出した。安全確認スタッフと緊急対応スタッフが全行程にわたって同行し、観光客は特別な防寒スーツを着て川の凍っていない場所にぷかぷか浮かび、雪山と霧氷に包まれた極寒の景色を体験できる。
氷雪スポーツの人気が続いていることで、氷雪に関連する産業も勢いよく発展している。
このほど開催されたハルビン国際氷雪経済博覧会には、氷雪関連のハイテク装備が数多く登場した。自動的に氷を積み上げる「氷の彫刻ロボット」や、極寒の環境でも高い性能を維持できる電池など、テクノロジーと氷雪が融合した「未来の氷雪世界」を体験できる展示が行われた。
業界関係者はこの博覧会から今後の動向をうかがい知ることができると分析。「3億人ウインタースポーツ参加」計画を達成した成果は、直接的に影響が及ぶ文化・観光業での「消費ブーム」から、さらに供給サイドの「製造業の強さ」へとつながるようになったと指摘している。











