香港メディアの香港01は13日、中国の囲碁大会で人工知能(AI)による不正疑惑が浮上したと報じた。
記事によると、昨年12月22~26日に浙江省紹興市で行われた囲碁の大会・第8回「殺猪大会」で、李蒙(リー・モン)棋士が初戦から7連勝を収めた。
李棋士はスマートグラスについて、「音楽再生や通話のためのもので不正ができる機能はない」と説明しているものの、着用した時と外した時とであまりに戦績が異なるため、他の多くの棋士が納得しなかった。
同大会は民間が自主的に開催しているもので、もともと「楽しく囲碁を打つ」というコンセプトを重視している。レベルの異なる相手とも「置碁(おきご。ハンデ)」により互角の勝負ができる。公平性や囲碁を通じた交流を掲げているからこそ、スマートグラスによる不正疑惑は参加した棋士らに疑念や困惑を抱かせる結果になったようだ。
李棋士は7連勝の過程で格上の高段者を何度も破っていた。主催者は「直接的な不正行為は確認できなかったが、スマートグラスは不正行為が可能となる条件を備えた電子機器に該当する」とし、警告の上、今後の着用を禁止とした。(翻訳・編集/北田)











