2026年1月8日、中国のポータルサイト・捜狐に「名探偵コナン」に登場する最強の女装の達人について紹介した記事が掲載された。

記事は、「『名探偵コナン』に登場する女装の達人といえば、多くの人が怪盗キッドを真っ先に思い浮かべるだろう。

確かに、世界的に名高いトップクラスのマジシャンである怪盗キッドの変装技術は神業だ。他人の容姿を完璧に再現するだけでなく、細かな表情や仕草に至るまで見事に模倣し、作中でも女性に変装した姿を何度も披露してきた」と述べた。

一方で、「その怪盗キッドでさえ失敗を犯したことがある。例えば『怪盗キッドと赤面の人魚(ブラッシュマーメイド)』の事件では、彼は自信満々に世良真純(せらますみ)に変装したものの、本人が女性であるという事実に最後まで気づかなかった。世良への先入観をもとに、それらしく振る舞った結果、鋭い観察力を持つ江戸川(えどがわ)コナンに見破られ、さらには世良から強烈な飛び蹴りを食らうことになったのである」と指摘した。

また、「『名探偵コナン』には、怪盗キッド以外にも隠れた女装の達人が数多く存在する。例えば『ピアノソナタ月光殺人事件』の犯人・麻生成実(あそうせいじ)は復讐(ふくしゅう)のために周到な計画を立て、女性医師・浅井成実(あさいなるみ)として長年潜伏していた。その女装は多くの人を欺き、当初はコナンですら正体を見抜けなかったほどである」と説明した。

さらに、「劇場版『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』に登場するジャック・ザ・リッパーも、女装の完成度はプロ級である。精巧なメイクに加え、容姿も非常に整っており、多くの視聴者から『コナンシリーズ史上最高の女装』とも称されている」と言及した。

しかし、「これらの女装の達人の中で技術面で最強の一人を挙げるとすれば、怪盗キッドでも、麻生成実でも、ジャック・ザ・リッパーでもない。劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』に登場する黒の組織のメンバー・ピンガこそが最強の女装の達人だ」と主張した。

記事は、「ピンガは体格ががっしりしており、外見的な条件は決して有利とは言えない。それにもかかわらず、卓越したメイク技術と自在に使い分ける声色を武器に、完璧に女性に成り切った。さらに驚くべきことに、彼はその女装技術を駆使して女性として国際刑事警察機構に潜入し、実に5年間も正体を隠し通したのである。もしコナンが現れなければ、彼はそのまま潜伏し続けていた可能性が高い」と強調した。

また、「国際刑事警察機構という規律が厳しく調査も徹底した組織で、女装したまま5年間も潜伏するのは並大抵のことではない。日々あらゆる事件や人物と接し、常人を超える洞察力を持つ人間たちの中で、長期間見破られずにいられたという事実は、花木蘭(ホア・ムーラン)が父の代わりに従軍した逸話に匹敵するほどの困難な偉業である。彼を『名探偵コナン』世界における最強の女装の達人と評しても、決して過言ではないだろう」とした。

その上で、「ただ残念なのは、このトップクラスの女装の達人であるピンガが、最終的に仲間であるジンに裏切られ、あっけなく命を落としたことだ。女装の達人がこうして散ってしまったことは、実に惜しまれる結末である」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

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