台湾メディアのTVBS新聞網は12日、日中関係が緊張する中、日本発の「ちいかわ」の中国での人気は衰える様子はないと報じた。
記事によると、広東省深セン市に設置された「ちいかわ」のポップアップストアは連日、人であふれている。
会場内では間もなく迎える春節(旧正月)に合わせ、舞龍舞獅(獅子舞)をモチーフにした中国限定版の商品も展開されている。スタッフは頻繁に商品を補充し、会場の外では入場待ちの列が絶えない。待ちきれずに購入したブラインドボックス(中身が分からない商品)を会場内で開封する人や、購入したばかりのグッズを手に記念撮影する人もいたという。
110元(約2500円)ほどのグッズを購入した女性客は「自分にとっては少し高いけど、ひと目見た瞬間に心をつかまれた」と語った。また、香港からやってきたという男性客は「ハチワレとうさぎが大好き。特に激辛カレーを食べているバージョンがお気に入り。アニメ自体は見たことがないけど、キャラクターの見た目だけでとてもかわいいと感じた」と話したという。
記事は、「この癒し系作品は心に響く等身大の小さなキャラクターへの共感を武器に、オンラインからオフラインへとの園流行を広げ、中国の若者の間でブームを巻き起こしている」と指摘。「日中関係が冷え込む中、中国の若者たちがそのかわいさに心をつかまれていることを浮き彫りにしており、一種の鎮痛剤のように人々に一時的な力や元気を与えている」と指摘した。(翻訳・編集/北田)











