中国税関総署は14日、2025年通年の輸出入データを発表した。

統計データによると、2025年通年の中国の貿易額は前年同期比3.8%増の45兆4700億元に達した。

うち、輸出は同6.1%増の26兆9900億元、輸入は同0.5%増の18兆4800億元だった。具体的には以下の五つの特徴が見られた。

(1)規模が過去最高を更新

年間の貿易総額は45兆元(約990兆円)の大台を突破し、過去最高を更新した。中国は引き続き世界最大の物品貿易国としての地位を維持している。

(2)市場の多様化がさらに進む

中国は240以上の国・地域と貿易関係を持ち、そのうち190以上の国・地域と間で輸出入が増加した。うち、「一帯一路」共同建設国との貿易額は6.3%増の23兆6000億元となり、貿易総額の51.9%を占めた。

また、対ASEAN貿易額は8%増の7兆5500億元、対ラテンアメリカは6.5%増の3兆9300億元、対アフリカは18.4%増の2兆4900億元となった。

(3)輸出は高度化・高品質化へ

中国のハイテク製品の輸出額は前年比13.2%増の5兆2500億元となった。グリーン製品の輸出では、「新三種の神器」(電気自動車、リチウム電池、太陽電池)が27.1%、風力発電機が48.7%増加した。また、自国ブランド製品の輸出は12.9%増となり、輸出総額に占める割合は1.4ポイント上昇した。

(4)輸入は安定的に増加

国際市場価格が低下する中でも、中国の輸入は第2四半期(4-6月)以降、3四半期連続で増加した。

通年では、電気機械製品の輸入額は5.7%増の7兆4100億元だった。

うち、電子部品の輸入は9.7%増、コンピューター部品は20%増となった。

また、大口商品の輸入量では、原油が4.4%増加、金属鉱石が5.2%増加した。消費財の輸入では、乾燥・生鮮果実が5.6%増、食用植物油が16.6%増となった。

(5)企業の活力がさらに向上

2025年に貿易実績のあった経営主体は78万社を超えた。

このうち、民間企業は引き続き対外貿易の「主力エンジン」としての役割を果たし、貿易額は7.1%増の26兆400億元となり、貿易総額に占める割合は57.3%に上昇した。(提供/人民網日本語版・編集/JZ)

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