中国のSNS・小紅書(RED)に14日、「日本の成田空港で入国を拒否され、中国に送還された」との投稿があった。
投稿者の女性は「私が日本から強制送還された24時間を記録する」と題し、一部始終を記した。
ところが、しばらくして職員から「ビザとパスポートの氏名が一致していないので入国させられない」と告げられた。女性は日本語が話せたため交渉したもののうまくいかず。職員から「あなたが自発的に入国をあきらめたという形にすれば記録には残らず、ビザを持たずに来てしまっただけという扱いにできる。もし不服を申し立てるなら、強制退去にする」という内容の説明を受けた。女性はこの時のことについて、「もう1人、別の角刈りの職員も来ており、態度は厳しいものだった」と振り返った。
最終的にどのような扱いになったかは明かされていないが「話し合いは決裂した」といい、女性は空港で一夜を過ごして翌朝の便で帰国することになった。女性はその後、収容施設に移送された。携帯電話は持ち込むことができなかったため、慌ただしく家族に事情を伝えた上で中に入ったという。施設の環境は「それなり」だったといい、「シャワーを浴びることができた。
また、「ベッドは折りたたみ式で、長椅子が1脚あり、テレビが設置されていた。空港で1泊するにあたり警備費用を支払う必要があった。食べたい物を伝えると、警備員がコンビニまで買いに行ってくれる」とした。
翌朝7時半、女性職員から「航空会社が事前にあなたの荷物を引き取りに来る」と告げられ、身支度を開始。8時過ぎ頃に航空会社のスタッフが迎えに来て搭乗口まで案内され、そのまま飛行機に乗せられた。そして午後1時ごろに中国に到着。中国の税関でも小部屋に連れて行かれ、「ここでも携帯電話は使用できなかった」という。女性は中でどのようなやり取りがあったかは記しておらず、「最終的に今は無事に自宅に戻ることができた」と報告した。
女性は日本で明かした夜について「『もし今日このまま命を落としたらどうなるのだろう』と考えたこともあった」とし、「幸い家族に残した思い出はどれも美しいものばかりだったと思う。
また、「危機的な状況で駐日中国大使館に助けを求めようとしたけど、電話は(職員に)つながらず、音声で『午後6時に業務終了のため中国本国の大使館窓口に電話するように』との案内があった。そちらに電話をかけたら『駐日中国大使館に転送して折り返す』と言われたが、結局、折り返しの連絡は一度もなく、改めてかけ直してもつながらなかった」と明かした。
女性によると、パスポートとビザの氏名が一致しなかった原因は女性が改名したことだった。ただ、改名後に新しく取得したパスポートには以前の名前も記されているといい、ビザを申請した在中国日本国大使館(総領事館)にも確認したところ「入国できる」とのことだったという。女性は「改名後に新しいパスポートを取得する人は、必ずビザも取り直した方がいい」と呼び掛けたほか、「今は日中関係が良くないので疑心暗鬼な人に遭遇しやすい。何事も慎重を第一に」ともつづっている。
なお、女性は入国審査が不合格だった旨の通知書や収容施設に向かう途中の様子、収容施設で支払った料金の領収書などを写真に撮り、小紅書にアップしている。
中国のネットユーザーからは「怖い」「今ってそんなに厳しくなってるの?」「成田空港は中国人に厳しいと思う。探知犬の検査を受けたり、税関でも違反品を持っていないかしつこく聞かれたりする」との声がある一方、「名前が違うなら強制送還されるのは当然。日本人だって仕事だ。











