秦始皇帝兵馬俑2号坑の考古発掘により、戦車2両が出土したことが14日、同日に開催された2025年度陝西省考古成果交流会への取材で分かった。新華社が伝えた。
秦始皇帝陵博物院は2025年に兵馬俑2号坑第9通路東側区間の発掘を実施し、面積約30平方メートルを発掘した。その結果、戦車2両のほか、車馬具15点、武器9点が出土した。
プロジェクト責任者で秦始皇帝陵博物院の研究館員を務める朱思紅(ジュウ・スーホン)氏は、「平面配置の観点から見ると、第9通路は2号兵馬俑坑第2ユニットの『車兵方陣』に属すると判断される。今回の発掘成果により、従来第9通路を2号兵馬俑坑第3ユニットに分類していた認識が内容面から改められた」と説明した。
また、考古学者は第9通路で清理された戦車には車輪が確認されなかった点にも注目している。これは2号兵馬俑坑第2ユニットの戦車が埋蔵時に車輪を備えていなかった可能性を示している。つまり、これらの戦車がより象徴的な意味合いを持っていることを示唆している。
秦兵馬俑2号坑は平面が曲尺形を呈し、面積は約6000平方メートルに及ぶ。試掘結果から、坑内には陶俑や陶馬が1300体以上埋蔵されていると推定されている。現在までに車兵俑、騎兵俑、跪射俑、立射俑など多様な形状の俑群が出土しており、色彩が良好に保存された彩色俑の多くも2号坑から出土した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)











