2026年1月14日、台湾メディアETtoday新聞雲は、中国のショートドラマで11歳の子役少女が成人男性の妻役を演じ、違法性の指摘や批判が殺到したため配信停止になったと報じた。

記事は、問題となった作品「逼錦鯉替嫁活閻王,相府気運全断了(幸運の錦鯉を生き閻魔に嫁がせたら、宰相府の運気は完全に尽きた)」において、11歳の子役である劉星辰(リウ・シンチェン)が、28歳の男性俳優、靳旺(ジン・ワン)の「花嫁」役として演じていたと紹介。

未成年者がヒロインを務めたことやその設定に対してインターネット上で批判が相次ぎ、多数の通報が行われたと伝えている。

情報によると、同作は小説を原作としており、ニシキゴイのような幸運属性を持つ宰相の娘が、姉の代わりに「生き閻魔」と呼ばれる残虐な将軍へ嫁ぐ物語。原作の設定では「7歳で嫁ぎ15歳で出産する」ことになっており、ドラマ版では手つなぎやお姫様抱っこ、見つめ合うなどの共演シーンがあったという。

記事は、一部のネットユーザーから小児性愛を助長するとの批判が寄せられていると紹介した上で、第59話まで性愛描写を思わせる場面はなく「批判は過剰だ」との声があるものの、15歳で出産する設定が維持されるなど制作側の配慮不足は明白だったと評している。

また、中国本土のテレビ局による報道を引用し、弁護士が同作品の筋書きについて「未成年者番組管理規定」に違反しており、未成年者の婚姻や成人化した感情に関する描写は厳禁されていると指摘したことを紹介。放送行政部門は未成年者の役柄が健全な成長に適しているか判定でき、不適切であれば制作側に是正や処罰を行えると伝えた。

記事は、13日時点で動画配信プラットフォームにて同作品の検索結果が表示されなくなっており、すでに配信停止措置が取られたと報じている。(編集・翻訳/川尻)

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