中国科学技術大学の張樹辰特任教授が率いる研究チームは、米パデュー大学および上海科技大学の研究者と連携して、新世代型半導体材料の分野において重要な成果を挙げました。研究者らは世界で初めて、二次元イオン性ソフト結晶格子材料において、面内での設計が可能で原子レベルの平坦性を持つモザイク型ヘテロ接合(異なる性質の材料を接合させること)の制御可能な構築に成功しました。

この成果により、将来の高性能発光素子および集積素子の開発に向けた新たな道が開かれました。関連論文は1月15日、国際学術誌「ネイチャー」(オンライン版)に掲載されました。

研究チームは、結晶内の応力を利用して「自己エッチング(自己侵食)」を誘導するという革新的な手法を提起して開発しました。張教授によれば、この斬新な加工法は、異なる材料を「つなぎ合わせる」のではなく、単一の完全な結晶の中で、その結晶自身に精密な「自己組織化」を促すものであり、そのことで、単結晶内部で意図した通りの機能構造へと自在に変化させることを実現しました。この手法は、界面物理の研究に新たに理想的な研究基盤を提供するだけでなく、低次元材料の集積化およびデバイス化に向けた新たな可能性を切り開くものです。(提供/CRI)

編集部おすすめ